最近、「AI婚活」という言葉を耳にする機会が増えています。

「AI婚活」とはAIを使った婚活ですが、「AI」とは一体何なのでしょうか？

AIは、Artificial Intelligenceの略称で、日本語では「人工知能」と言います。

人間は、高度に発達した脳を持っており、脳のおかげで、日々の経験からいろんなことを学んでいます。

「学ぶ」ことは人間にとって大切な能力ですが、近年、科学技術の進歩により、コンピュータも「学ぶ」ことができるようになっています。

AIを厳密に説明するのは非常に難しいですが、とりあえずは、AI＝コンピュータに備わった「学ぶ」（学習する）能力（人工的な知能）とイメージするとよいでしょう。

「AI婚活」では、婚活者の様々な情報（顔のタイプや性格や趣味、活動パターン等）をAIが学習し、その結果が男女のマッチングに利用されています。

具体的にどのようにマッチングが行われるのか、以下で詳しくお話します。

近年、世の中には、いろんな婚活アプリ（マッチングアプリ）が登場しており、AI機能が搭載されているものもたくさんあります。

AIは、アプリ利用者の登録情報（プロフィール）や過去にマッチングしたお相手の情報、婚活イベント（デートやパーティ）のパターン等を分析することで、その人の特徴（好み）を学習することができます。

マッチングの方法は、アプリの種類によって様々ですが、以下のようなものが多くなっています。

・顔が好みの人がピックアップされる
・共通の趣味を持つ人を探しやすい
・お相手との相性の良さが数字で表示される
・性格や価値観の合いそうな人が抽出される
・お互いのことを好き（両想い）になる可能性が高い人が紹介される

マッチングアプリを使ったことがある方には、「あぁ、あのことか！」と思っていただけるでしょう。

最近は、結婚相談所での婚活にもアプリが使われています。

IBJで用いられている会員専用アプリにも、AI機能が搭載されており、これにより、お見合いが成立する可能性の高いお相手が自動的に抽出されるようになっています。

さらに、相談所が使用するシステムには、「AIマッチング」というお相手探し機能が搭載されています。

AIマッチングには、AI looks（エーアイ ルックス）とAI history（エーアイ ヒストリー）という２つの機能があります。

AI looksは、顔認識により、見た目が好みだったり興味がありそうなお相手をピックアップして紹介する機能です。

AI historyは、過去のお見合いデータや活動履歴を学習し、相性が良さそうなお相手をピックアップして紹介する機能であり、東京大学との共同研究により開発されました。

AIは、高度な計算機能を有しており、いろんな情報を分析することで、相性が良さそうな異性を機械的に抽出するのが得意です。

人間が条件検索だけで探しても見つからないような人を発見してくれます。

このようなAI機能を用いることで、お相手候補を探しやすくなっています。
 

しかし、もちろんのことながら、AIがピックアップした人と必ず結婚しないといけないわけではありません。

AIが「相性が良い」と判断した人同士であっても、実際に相性が良いかどうかは分かりません。

人間には気持ち（感情）というものがあります。所詮AIは機械ですもんね（と言うとAIに怒られそうですが…^^;）
 

AIにできるのは、あくまでも「AIの世界」で「相性が良い」と判断されるお相手候補を挙げるところまでです。

AIがピックアップした人は、１つの「選択肢」にすぎません。それがAIの限界です。

その先は、「人間の世界」になります。
 

「将来どんな家庭を築きたいか」「価値観・感性・波長が合うかどうか」「恋愛感情が生まれるかどうか」・・・そういったことを考えるのは、人間が得意なことです（というか、人間にしかできません）。

AI婚活を成功させるためには、「AIが得意なこと」と「人間にしかできないこと」とをきちんと見極めて、これらをうまくミックスする（AIの弱点を人間が補う）ことが重要になります。

2020年12月、「AIを活用した自治体の婚活支援事業を政府が後押しする」というニュースがありました。

このニュースをきっかけとして、AI婚活に興味を持たれた方も多いのではないでしょうか。
 

自治体によるAI婚活として、当時テレビ等でよく取り上げられていたのが、「価値観に関する質問に回答することで、価値観がマッチする異性を紹介してもらえる」というものです。

質問としては、例えば、「過去を振り返ると、悪いことよりも良かったことの方が多かったと感じる。」「友人から悩みを聞かされると、なんとか解決してあげたくなる。」といったものがあり、この質問に対して「とても当てはまる」「やや当てはまる」「あまり当てはまらない」「まったく当てはまらない」の４段階で答える、といった感じです。

就職の際に、似たような試験（性格診断テスト）を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 

自治体によるAI婚活においても、AIの仕組み自体は、基本的にアプリに搭載されるものと同様です。

上述させていただいたように、AI婚活を成功させるためには、AIの弱点を人間が補うことが重要です。

通常、自治体には婚活サポートのノウハウがありませんので、自治体によるAI婚活は、「人間によるフォローがどこまで可能か」という点がネックになりそうです。

「人間にしかできないこと」の一例として、プロフィール作成が挙げられます。

仮に、AIがピックアップした人のことを、あなたが気に入ったとしましょう。

あなたは、その人と会ってみたい。でも、お相手があなたと「会いたい」と思ってくれるかどうかは分かりません。

その際にポイントになるのがプロフィールです。プロフィールには、趣味や性格や結婚観を記載します。

この記載が充実していれば、お相手に「会いたい」と思ってもらえる可能性が高まります。

このことから、PATEO to PATECOでは、プロフィール作成を非常に重視しています。

お１人お１人とのコミュニケーションを通じて、その人の気持ちに寄り添いながら、結婚に関する希望やお人柄を理解し、それをお相手にしっかりとお伝えできるように、プロフィールとして魅力的な文章にまとめる。それは、まさに人間にしかできないことです。

PATEO to PATECOは、独自のノウハウでプロフィール作成を行うことで、幸せな結婚を目指します。

PATEO to PATECOは、「AIが得意なこと」と「人間にしかできないこと」とを見極め、AIの弱点を人間が補うことで、効果的なAI婚活を推進している結婚相談所です。

結婚相談所というと、ちょっと近寄りがたい印象があるかもしれません。

しかし、PATEO to PATECOでは、結婚相談所に対して婚活者の皆さんが感じるであろう金銭的・心理的なハードルを取り除いており、結婚相談所での婚活を気軽にスタートしていただけます。

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